公的には、法力の有無は個人の能力を問う上では重要視されず、
法術士も一般人も平等の扱いを受けます。
明楊院は公的機関であるため、法術士に対する優遇措置はありません。
(特別授業は「優遇」ではありません)
しかし、各人の育った環境によっては
・法力の発現の有無を気に留めない
・発現済の者による、未発現の者に対する優位意識
・未発現の者の、発現済の者に対する劣等感
・発現済の者に対する、忌避意識
など、様々な見方や考え方が存在しうると思います。
よって、
「表向きは法術士も一般人も平等である」
「本音の部分については、環境により意識の違いがある」
ということになります。